１．投稿論文の内容
投稿論文の内容は、アドラー心理学に関連する研究や進歩に寄与する内容で、かつ独自性のあるものとする
２．投稿者の資格
投稿者は全員、原則として本学会会員に限る。但し、編集委員会から依頼された原稿についてはこの限りではない。
３．原稿の種別
原稿の種別は総説・原著論文・実践報告、その他などとする。
- 【総説】
- 文献レビューや多角的な知見の収集により、アドラー心理学に関わる特定のテーマについて学問
的状況を総合的に概説、考察したもの
- 【原著論文】
- アドラー心理学の知識として意義が明らかであり、オリジナルなデータ、もしくは分析に基づいて、知見と実践への示唆が論理的に示されているもの
- 【実践報告】
- アドラー心理学の実践として意義が明らかであり、事実に基づいて実践が記述され、実践への示
唆に富むもの
- 【その他】
- アドラー心理学に関わることで、発表する価値があると編集委員会が認めたもの、あるいは編集
委員会から依頼したもの
４．研究遂行および論文投稿の際に遵守すべき研究倫理
１）捏造、改ざん、盗用は、研究遂行における非倫理的行為で、研究者として決して行ってはならない。
２）投稿論文は、他誌に発表されておらずかつ投稿中でないものに限る。ただし、下記の定義に該当する場合は、二次出版としての投稿を認める。
二次出版の定義
・「アドレリアン」に掲載された和文論文を欧文誌に投稿すること
・欧文誌に掲載された論文を、和文で「アドレリアン」に投稿すること
この場合以下の条件を満たすこと
・双方の編集委員会の許可を得ること
・初出誌が発行されてから１週間以上経過していること
・二次出版の対象とする主な読者が初出誌のそれとは異なること
・初出誌の論文データや結果・考察を正確に反映させること
・脚注に初出誌の雑誌名を明記すること
３）人を対象とする研究は、文部科学省、厚生労働省、経済産業省による倫理指針に準じ、対象者のプライバシーに配慮し、対象者の同意を得ている必要がある。
５．投稿論文の採否
１）投稿論文の採否は査読を経て編集委員会が決定する。
２）編集委員会の判定により、論文の種類の変更を著者に勧めることがある。
６．原稿の返却
投稿された論文は、理由の如何を問わず返却しない。
７．査読後の再投稿
査読を受けて再投稿する場合には、指摘された事項について、修正箇所のページ数および行数を明示した修正内容を別紙に記入する。また、再投稿論文の修正箇所に下線を引く。再投稿の修正は１か月以内とする。ただし希望すれば延長は可能。
８．著作権
著作権は、本学会に帰属し、学会の承諾なしに他誌に掲載することを禁ず。
９．掲載論文への意見等
過去６か月以内に発表された論文について、質問や意見がある場合は、氏名を含めA4サイズの用紙（１ページ400字）３枚以内にまとめ、編集委員会あてに電子メ－ルにて送付する。
10．原稿執筆要領
１）原稿の書式
（１）MS明朝・MSゴシック（日本語）、Century（英語）フォントを用いたMicrosoft-Wordの電子ファイルで投稿する。
（２）原稿はA4判横書きで、１行の文字数を40字、１ページの行数を45行とする。
（３）和文の場合、外来語はカタカナで、人名、適当な日本語訳がない術語などは原則として原語のままで書く。
（４）本文にはページ数を記入する。
（５）表題及び要旨は略語を用いてはならない。
２）原稿の構成と規定枚数
（１）原稿の構成は、論文題目、和文要約（600字程度）、キーワード（日本語で５語以内）、本文、文献、図表の順とする。なお、要約は総説・原著で投稿する場合のみ必要とする。可能であれば和文要約と共に英文要約（400words以内）及びキーワード（英語で５語以内）を付記する。
（２）原稿の枚数は、図および表、文献を含めて下記の枚数以内にとどめることを原則とする。ただし、
要約は含まない。
総説・原著16,000字以内（図表、文献を含む、図表については１点を400字に換算）
実践報告12,000字以内（図表、文献を含む、図表については１点を400字に換算）
資料6,000字以内
３）図表
（１）図、表および写真は、図１、表１、写真１、等の番号をつけ、１ページに１点として作成する。論文原稿内に挿入部分を示す。
４）文献記載の様式
（１）本文中に文献を引用した場合は、該当部分に［1］のように引用番号を明記し、本文の終わりに「文献」の見出しで、下記の要領で一括して記載する。
（２）欧文誌の場合、姓とイニシャル、３名以上の場合は「et al.」、和文誌の場合は姓名、３名以上の場合は「ほか」と略す。誌名を略記する場合は公の略称を使用。同じ文献を掲げる場合は、「前掲」、「ibid」とする。
（３）記載方法は以下の例示のごとくとする。
- 【雑誌掲載論文】
- 著者名：表題名．雑誌名巻（号）：最初のページ-最後のページ，発行年．
〈例〉野田俊作：論理的結末．アドレリアン７（1）：1-6，1994．
- 【単行本】
- 著者名：表題名，編者名：書名．出版社名，出版地，ページ，発行年．
〈例〉 Ansbacher, H.L.: Individual Psychology. Ariety, S. （ed）: American Handbook of Psychiatry, vol.1. Basic Books, New York, p784, 1974.
- 【翻訳書】
- 原著者名／訳者名：翻訳書名（版数）．出版社名，出版地，ページ，発行年．
- 【電子文献】
- 著者名：タイトル．発行年，URL（検索日）
〈例〉 一般社団法人日本精神保健看護学会：精神科病院で働く看護師のための災害時ケアハンドブック，2015．https://www.japmhn.jp/doc/carehandbook.pdf（2021年３月24日検索）
11．投稿先
日本アドラー心理学会編集事務局 adler@shobix.co.jp
附則
この規程の改正は、2022年８月16日より施行する。
